2011.05.09
勝手に映画評価 No2
勝手でいい加減な評価をする自己満足100%の『ViVa!! AllCinema』
「何か面白い映画ない?」という人のために! 参考になるかな? ならないよな〜(笑)
僕のエリ
スウェーデン映画
12歳の少年オスカーと
ヴァンパイヤであるエリの
はかない恋の物語
スウェーデンの映画です
ボカシをいれるな!
オスカーの部屋で
シャワーを浴びるエリの下半身に修正が加えられている
この修正があるのと無いのでは
物語の解釈が違ってしまう
修正部分にはエリが
去勢された少年のヴァンパイヤであることが
判るようになっている
少女の様な出で立ちのエリの修正部分が判らなければ
観る側は女の子と認識してしまい
そのまま”男女の恋愛”と受け止められてしまうじゃないか!
本当は
去勢された少年のヴァンパイヤであることを知りながら
エリを受け入れる
無垢で純粋な魂を持つオスカーの
孤独な辛い人生の始まりを描いた作品なのに・・・
物語に影響しないのであれば
我慢も出来るが
このボカシはひどすぎる
誰がどういう意図でやったんだ!
アホか!!
好きな作品だけに
とんでもない事をしてくれたよ!
腹立つ〜!!
ネタバレになちゃったけど
知っといた方がより感慨深い作品になるので
書いちゃいました
闇の列車、光の旅
製作国:メキシコ/アメリカ
製作総指揮にガエル・ガルシア・ベルナルも加わった
移民の話
「貧しい国」から「豊かな国」へ
隣に豊かな国があれば
強制連行などしなくても
貧しい人々は豊かな国に向かいますよ
当たり前の事です
この映画はメキシコからの不法移民の話しです
中南米の過酷な実情から逃れるために逃亡する男女に
心を動かされます
重い話しですよ
命があるだけで
良しとしなければならない国があるんだという現実に
驚かされます
生きるって辛いことだよ
息もできない
監督・脚本・主演・制作を
ヤン・イクチュン監督自身がやってのけた
低予算ながら素晴らしい出来の韓国映画
韓国映画は高レヴェル
暴力によって支配される世界で
生きる事の惨めさや弱さをさらけだしだした
主人公の男の描写に心うたれる
同じく暴力によって人生が変わってしまった
女子高生との出会いで
新たな人生が始まろうとするが・・・
暴力の連鎖が悲劇を迎える
北野武の映画に見られる様な内容だけど
新人監督であるヤン・イクチュンの方が
一枚も二枚も上手
ごめんね!北野さん!!
ヤン・イクチュン監督はこれが長編第一作だそうで
一作目でこの出来映えとはレヴェル高!
最近の韓国映画は凄過ぎる!
がんばろうよ!日本!!