2020.04.07
New Zion Trio
NY出身のジャズ・キーボード奏者「ジェイミー・サフト」
イギー・ポップを迎えたジャズのアルバムなど
ソロアルバムや数多くの作品に参加している彼だが
どれもピンとくるものでは無かったので
ほとんどノーマークでした
そんな彼がピアノトリオ『New Zion Trio』として
リリースしていたアルバムが
聞き逃していた事を後悔するほど最高なんですよ
アルバム全体を通じてダブ/アンビエントな音響処理を施され
脳内トリップする浮遊感
ベースとドラムが刻む重圧なレゲエビートに
抑制され静寂に徹したピアノのメロディー
ジャズが表現したレゲエって感じかな?
ギリギリの壊れない緊張感と緩さが絶妙で
とにかくクールで美しい
&
1st「Fight Against Babylon」左と2nd「Chaliwa」右
どちらも比較できないぐらい良いですよ
それとコレ
『New Zion Trio』にブラジルはサンパウロ出身の打楽器奏者
シロ・パチスタが参加した3rdアルバム「Sunshine Seas 」
前作同様、ジャズで調理した
ダブ/アンビエントなレゲエなんだが
より一層深みが増しましたね
一歩引いたブラジリアン・パーカッションが
良い味付けになっていて
全面にでない抑制された美学が
シロ・パチスタの凄みを感じますね
3枚まとめておすすめです!