2023.02.28
・・・・・この漫画がすごい
『チェンソーマン』が大ブレイクの
藤本タツキ氏の『さよなら絵梨』全一巻
この漫画がすごい!!
この漫画のレイアウトは独特で
ほぼ全てで横長同サイズのコマ四段で描かれる
これは優太がスマホで撮影した素材という設定で
動きの無い同じコマをならべるなど
アメリカンニューシネマの様な洒落た表現に
まるでキャプチャー画面を動画の様にみせ
挟み混む様に輪郭線に
ブレを作ったコマを配置したり
映画で使われるPOV「主観映像」の技法を
漫画で表現し
読む人があたかもその出来事を
追体験できる様な臨場感と緊張感を作っている
記録映像として
多くのフェイクドキュメンタリーが
こうして作られてきたんが
漫画でコレを体験するとは
・・・・・チョット感動
物語は
『私が死ぬまでを撮ってほしい
病の母の願いで始まった優太の映画制作
母の死後、自殺しようとした優太は謎の美少女・絵梨と出会う
2人は共同で映画を作り始めるが
絵梨はある秘密を抱えていた
現実と創作が交錯しエクスプローションする
映画に懸けた青春物語!!』
そのまんま公式サイトから頂きました笑
読みながら思ったのは
2008年に公開されたスウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』や
1999年の『ファイト・クラブ』など
その他諸々の映画からヒントを得て
この作品が出来上がったんじゃないか?って思うんだよね
映画にこだわりを持つ作者さんなんじゃないかな
知らんけど笑
勿論、藤本 タツキ氏オリジナルに違いなく
私は好きですね
「チェーンソウマン」にはハマりませんでしたが
コチラはオススメですよー