2024.09.18
Elijah Minnelli / Perpetual Musket
インディー・レコードレーベル「FatCat Records」に
楽曲の独占権を獲得され
やっと陽の目をみそうな
UKの鬼才ダブ作家「Elijah Minnelli」のファースト・アルバム
『Perpetual Musket』
コレ、最高!!
この方の世界観に触れたのが2019年あたりだったかな
7インチを単発的にリリースするも
アルバムの噂が無かったからうれしいですね
一貫して新感覚のエレクトロニック・ダブなんだけど
ワールドミュージック/フォーク/カリプソ/メント/クンビア/レゲエ
様々な音楽が霧の中で交差するかの様なスタイルが魅力ですね
アルバムではダブ・レゲエと伝統的なフォークを融合させ
新たな命を吹き込むため
Little Roy、Shumba Youth、Earl Sixteen、Joe Yorkeら
4人のレゲエ・ヴォーカリストを起用して
クラシック・スタンダードな楽曲を再構築した4曲と
それらを更に再構築したダブ・ヴァージョンを収録して
コンテンポラリーなレゲエを作り出すことに成功しております
と言いつつも
残念ながら伝統的なフォークと言われても
実は
どこぞの国のものなのかも知らない楽曲ばかりでして・・・
評価するに値しない私ではありますが
良い物は良いのだと言うことにしておいて下さい
一応、調べてみると
旧約聖書に由来する明確な反戦歌「Vine & Fig Tree」
貧しい人々が農家の主人や金持ちの家の戸をたたく「魂の日」の冬の儀式を歌った
古い伝統的なバラード 「A’ Soulin”」
1959年にセント・アンドリュース湾で漂流したボートを救おうとした
救命艇の乗組員全員が亡くなったという遭難事故を歌った「Lifeboat Mona」
シェイクスピアの「十二夜」に出てくるこの天候と倦怠の物語
「The Wind & The Rain」などだそうです
知的~、オススメですよ~