2015.12.21
Fat Freddy's Drop / Bays
毎回、新作を心待ちにしている
数少ないバンド Fat Freddys Drop
出ましたよ〜!出た!発売ですよ〜!!
前作『Blackbird』は彼らの
一、二を争う名盤でしたが
さて今回は?
名盤なんてそう簡単にうまれる訳ないじゃん
(笑)
前作と比べればあきらかに見劣りするものの
これだけのクオリティーをキープ出来るバンドも
そうはいないんじゃないでしょうか?
わりと軽めの楽曲が並ぶなか
レゲエ・ダブ・ファンク・ハウスなどを
マゼマゼし練り上げられたサウンドに
ビター・スイートな歌声
哀愁のあるメロディー
安定感がありますね
そろそろ新しい側面も見たいような気がしますが
スタジオ録音4枚目にして
「これが俺らのサウンドだぜ!」と言わんばかりの
この貫禄は大変頼もしい限りですね
ファンのひいき目かもしれないが
それを抜きにしてもかなり楽しめるアルバムですよ
おすすめ!&大推薦!!
そして
驚きのもう一枚
Cymande / A Simple Act of Faith
1970年代に結成された
アフロ、カリブ、ジャズ、ファンクバンド
3枚のアルバムを残し4年で解散している
当時はそれほど高い人気があった訳では無いが
近年、レア・グルーブ人気やDJが
こぞって彼らのナンバーをサンプリングした結果
1stアルバムは不動の名盤となり
人気が高まった
そんな彼らが約40.年ぶりにアルバムを発売
ビックリですよね!40年ですよ
こう言う場合い大抵
時代に媚びた今時のサウンドなんぞ取り入れて
「どうだ!若いだろ!!」的なアピールがつきものですが
心配無用(笑)
70年代そのまんまのアルバムに仕上がってます
いい意味で昔と変わらぬサウンド
彼らにとって40数年前が音楽的に完璧を極めた訳だから
ソレ以上の物など無いと言うことなのか?
聞いてみれば納得の出来栄え
捨て曲なしの良い作品ですよ
長きにわたり愛される作品ではないでしょうか?スバラシイ