2016.01.14
訃報
・・・・・驚きましたね
2016年1月10日、18か月の闘病の末、
癌によりボウイが死去しました
亡くなる2日前にニュー・アルバム『ブラックスター』を
リリースしたばかりでした
残念ですね・・・・・
私のボウイ体験は
グラムからソウルへと移りべルリン3部作と呼ばれる
アルバムを完成させた70年代が中心になりますね
80年以降のボウイは全くではありませんが
あまり聞かなくなりました
ヒーロー
当然、名声を得た時点で確立した己のスタイルを貫こうとする
ミュージシャンが多いのはあたりまえ
コケたくないしね
だけどボウイは違った
時代により様々なジャンルにわたり
大胆な音楽性の変化を繰り返し
ファンを驚かし
安定した商業面での成功をおさめるには
不利なやり方にもかかわらず
成功を収めている数少ない
メジャーなカルト・ヒーローなんだよね
そう、それが70年代のボウイだった
カッコいいんだ!容姿も知的でアーティステックな側面も!!
別れ
私のボウイ熱は70年代で冷めてしまったけど
いつの時代でも気になるアーティストの一人でありました
ラスト・アルバムになってしまった『ブラックスター』から
デヴィッド・ボウイが自らの死について
ファンに向けて書いた曲「Lazarus」ラザロの一節
This way or no way
この道しかないんだよ
You know I'll be free
俺は解放されるんだ
Just like that bluebird
あの青い鳥のように
Now, ain't that just like me?
俺らしいだろ
ラザロは、死後4日目にイエス・キリストの手によって生き返ったとされる人物の事
公開されている「Lazarus」のPVでもファンに向けて
自身の死を見事なアートとして表現しており
素晴らしい作品になっています
まだ、観られていない方は是非ご覧頂きたいです
最後まで知的でアーティスティックなヒーロー
デヴィッド・ボウイらしい最後ですね
ステキでした
ご冥福をお祈り申し上げます
Bowie performing on Dick Cavett Show [4 of December 1974]